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2017-02-16

「男女の友情が成り立たない」は時代遅れな議論だ

■「男女の友情が成り立たない」論者は、ただ器が小さいだけだ

 

「男女の友情は成り立つか」これは昔から議論されているテーマだ。そもそもなんでそんなテーマが普遍的に議論されているかというと、男女というのは恋愛関係に陥る可能性があり、もし恋愛関係が破綻してしまった場合に、友情を保つのが面倒だからだ。だから「男女の友情は成り立たない」と片付けて、友情については面倒になる可能性がない同性で満たした方が良い、と考える人が多いのだろう。

 

■「体を許すと情が湧く」は女よりも男の方?

 

そもそも面倒な関係になると言われているのは、体の関係を結んでしまったら「付き合わなくてはいけない」「友達ではなくセフレになってしまう」などという貞操観念と強迫観念を持っている人が多いからではないだろうか。一般的には女性の方が「体を許すと情が湧く」と言われているが、周りの意見や、自分の経験を加味してみると全くそんなことはない。女性は結構ドライに性生活を楽しんでいるけれど、男性は一度寝た女性のことを、「自分の女」のように扱う節がある。

 

■寝ただけで男女の友情が崩壊するなら、そんな友情いらない

 

今までずっと友達だったのに、男性は寝たくらいで「自分の女」扱いする人が多いし、寝た瞬間友達としての存在価値がないかのように扱ってくることが多々あったが、私はそれがものすごく悲しい。これまで友達として付き合ってきた時間が不意にされたようで、自分の良さは女としての性だけだったのかと悲しくなるのだ。

 

■面倒臭さを受け入れてこそ、大人の友情

 

個人的には男女の友情は成り立ってほしいと思っている。確かに異性と恋愛関係になって別れて面倒くさい関係になるのは嫌だ。しかし、人間的に面白みを感じるし、異性としても魅力を感じるというのは、恋人やパートナーだけではないはず。本当に友達として付き合いたい相手ならば、そんな面倒くささまでも受け入れて、友達関係を続けるべきだし、そんな面倒くささを受け入れるくらい大人な器を持っていてほしい。

 

■「友達」「夫婦」を超えて行け。今ある言葉に規定されない関係性にこそ価値がある

 

それこそ、男女の関係性を言い表す言葉が「友達」「セフレ」「恋人」「夫婦」くらいしかないことも、時代遅れじゃないかと思っている。世の中に存在する男女の関係はそんなに少ないはずはない。現時点で言葉として定義されていないだけで、もっと多くの関係性が存在するはずだ。昨年末放映されたドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』でも、「夫婦」という枠を超えた関係性が描かれていた。この作品が人気を呼んだのも、今ある男女の関係性に疑問を持っている人が少なからずいたからではないだろうか?「友達」「セフレ」「恋人」「夫婦」なんていう今ある言葉だけに規定された関係を、軽々と越えてくれる関係性こそ、私は価値があるのではないかと思う。

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